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We seek fine watches from the world. We seek fine watches from the world.

スイス、ドイツへ面白い時計を探しに行きます!

 


 「今回のスイス出張は、特別な物であると決意しておりました」

震災以後の日本について、海外の業界関係者及び取引先は多くの情報を
持っていなかった様子、会う人ごとにいたわりの言葉をかけてくれるたり、
言葉には出さずとも丁寧に対処してくれたり、それぞれのやり方で、
日本とc-watch company に対しての心配りを感じずにはいられませんでした。

また、c-watch company としても、しっかりとしたメッセージ「元気だよ」と
伝えたかったのです。電話やメールでは伝えられないニュアンスをフェースto
フェースで伝えておきたかったし、その様にするべきだと決意しておりました。
「日本は大丈夫、日本の時計ファンも元気です」としっかり状況を伝える決意を持って、
スイスへ出発いたしました。

Baselワールド会場は日本国内での想像をはるかに超えた、ユーロ危機さなかの
ヨーロッパとは思えない活況を呈しておりました。会場へ向かうバーゼル駅の
市電乗り場から、人人人・・・
今までの経験上最悪の混雑に襲われるとは、想像だにしませんでしたが、市電を1台
やり過ごす羽目となってしまいました。会場では初めて経験する人ごみにアレレレレ、
少々勝手が違ってペースが乱れ、会場到着後も驚きの連続。

バーゼルワールド会場はいつのも佇まいでにこやかに迎えてくれるはずが、なんと
工事中の会場が現れました。メイン会場前の広場に大きなドーム屋根をかける
大掛かりな工事が進行していました。そうです大工事中だったのです。

そうかそうか、そうですか。 そちらにもご都合がおありでしょう。

それでは、こちらもこちらの都合でやること、やるべき事をやらせて頂きます。

背筋を伸ばして、気合を一つ入れる深呼吸をして、会場入り口に向かいました。

c-watch company 店長 千野誠

Basel world 出張報告 2012 へ続く






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