リポートトップ > 精度と姿勢差

ARCHIMEDE OUTDOOR アルキメデ アウトドア 精度に付いて
搭載ムーブメント SW200(Sellita200)
レポート開始(2月末)から一カ月が経過、携帯精度に付いて報告します(随時更新予定)
【携帯精度とは、テスターの使用状況で発生した誤差を基に算出した平均日差をデータ化したものです】
Date | 3/7 | 3/11 | 3/14 | 3/22 | 3/28 | 3/31 | 4/4 | 4/12 | 4/19 | 4/28 | 5/9 | 5/16 |
日差(秒) | +14秒 | +15秒 | +14秒 | +13秒 | +12秒 | -0.7 | +11秒 | +8秒 | +9秒 | +7秒 | +5.5秒 | +6秒 |
※上記のテスト数値は、テスターの使用パターンで計測された参考数値
※算出方法=誤差(秒)÷経過時間×24
※赤字はエラーまたは計測ミスと推定
姿勢による精度の変化(姿勢差)
テンプの回転運動で精度を得るムーブメントにおいては、回転軸の重力変化 (1:水平 / 2:水平「逆」 / 3:垂直 / 4:垂直「逆」 )の
4パターンにおいて使用状況尾を想定した姿勢の差による精度の差が生じる。
時計を携帯するテスターそれぞれの使用状況パターンによって生じる、個別の姿勢差が携帯精度に影響を表す。
テスター計測値 | 文字盤上 | 文字盤下 | リューズ上(横向き) | リューズ下(横向き) | 携帯精度(日差) |
Date: 3/11 | +9 | +10 | +18 | +8 | +15秒 |
Date: 3/14 | +7 | +8 | +14 | +7 | +14秒 |
Date: 3/28 | +6 | +11 | +12 | +4 | +12秒 |
Date: 3/31 | +6 | +9 | +11 | +5 | -0.7 |
Date: 4/4 | +7 | +10 | +10 | +5 | +11秒 |
Date: 4/12 | +5 | +9 | +11 | +3 | +8秒 |
Date: 4/28 | +4 | +7 | +8 | +3 | +7 |
Date: 5/9 | +5 | +6 | +8 | +1 | +5.5秒 |
Date : 5/16 | +4 | +6 | +9 | +1 | +6秒 |
※上記のテスト数値(携帯精度)は、テスターの使用パターンで計測された参考数値
【コメント】
- ● 組み上げられたばかりの影響か、はっきりとした進み加減、体感4-5日で1分、+++ 確実にプラス(進み)傾向 date 2017 3/10
- ● 姿勢差テスト(テスター)横向き(リューズ上)で+18秒を計測、このポジションがウィークポイントだが、左手着用ではこの姿勢にはならない date 2017 3/11
- ● 安定したプラス傾向変わらず date 2017 3/14
- ● 携帯精度に改善有り 継続的、安定的な使用が影響か date 2017 3/14
- ● リューズ下向き姿勢で、ベスト数値。このポジションは通常使用パターンだから、携帯精度もベスト達成 date 2017 3/28
- ● 遅れを検知、セットミスか(人為ミス)? テスター数値はベスト値と確認 date 2017 3/31
- ● 精度の安定を体感、数値的にも実証 ベストの結果を得た date 2017 4/12
- ● 気温上昇も悪影響無し、着実克つ堅実な正確度を引き続き示す date 2017 4/19
- ● 最良の結果を連続で記録、精度に安定感 date 2017/04/28
- ● 11日間のテスト結果、日差換算 +5.5秒 (266時間 +61秒) を記録。気温の上昇も好結果に影響か? date 2017 5/9
● 最終計測 総合的な精度の安定を確認し 傾向及び姿勢差毎の変化を確認したので精度テストの終了を決定 2017年5月16日
![]() |
姿勢差 とは ・・・ What is it? ムーブメントの安定した精度を守る作動において重力の影響は大きい。精度を決める、テンプの回転運動には、4種類の重力の「影響パターン」が想定される。 ■平置き(上向き) ムーブメント状態 水平(上向き) ■平置き(うつ伏せ) 〃 水平下向き ■横向き(リューズ上向き) 〃 左横向き90度 ■横向き(リューズ下向き) 〃 右横向き90度 |
デジタルテスター(SEIKO推奨品) --->>>> 計測出来る項目 ■精度数値(日差換算) ■精度グラフ(作動グラフ) ■振り角度(テンプ回転角度) ■振動数(ビート数値/1時間) 画像はテストのイメージです |
![]() |
40-60日経過しムーブメント傾向把握後した後にテスター(店長)携帯パターンに併せて「タイミング・歩度調整」を技術部に依頼するかを検討したが、
歩度調整(タイミング)の必要なしと判断、テスト開始2か月で高精度を維持 (2017年 5月)
Dated 2017/03/22 text by Makoto Chino
All rights reserved by Chino watch.
アルキメデ ARCHIMEDE ウォッチは当店ショップでご覧いただけます
![]() 楽天市場店へ |
![]() Yahoo!ショッピング店へ |